ピカルーンの日記

ピカルーン2023がおわってしまった。

公演期間ずっとずーっと楽しくて自分が入れない日もレポとか感想とかアップされるお写真漁って過ごすのが楽しかったなっていう、感想というか日記です。

 

今回公演前のモチベがありえんあったのだけど事は配役発表の時にさかのぼります。

公演前に客演さんの配役予想クイズが公式で開催されていて、その時に発表済の役ビジュアルのなかで一番好きだった西分さんの役の紙研さんが河合さんだったら嬉しくなっちゃうなっていう私利私欲で河合さんをそこの予想にいれた。ら、あたっちゃった。えらいこっちゃです。

この時点で初演再演鑑賞済の友人らから「これやばいよ」「絶対助からない」「終演後めちゃめちゃになったポンさんとお酒飲むの楽しみにしてます!」と続々連絡がきて、配役発表だけでこんなに言われることあるんだなあと思いました。

あとこの配役予想クイズ1ペアひっくり返せば全問正解で、しかもその1ペアが最後に迷って嵌めたところだったので、未だにガチで悔しがっている。全当したかった。


そんなわけで日々解禁されるビジュアルや稽古動画をみるたびに鳴き声がめろめろの生物に成り果てたりしつつ初日を迎えました。因みに私は初演再演時はまだ地方在住だったから今回が初ピカルーンです。

内容なんも知らんのに幕開く前からめろめろ言ってたの?そうですけど。

初日はBだけの予定で、自分がどうなるかわからなかったのでエーステ好きな友人二人についてきてもらった。二人とも壱劇屋さんどころか小劇場自体初めての友人です。

Bがソワレだったので折角ならということで浅草とスカイツリーでちょっと遊んでから劇場に向かいました。たのしかった。

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友人の推したち(摂津万里さんと有栖川誉さん)とわたしのエースリーの好きなキャラ(神木坂レニちゃま/演:河合龍之介さん)


ところで、パラデュールのときのブログでも触れたけれど、劇場が遠すぎる。どの駅からでも10分以上歩く。4月はまだよかったんだけど、今回6月特有の湿気と異常な熱さで死にそうだった。マチネの日は劇場に着くまでに全身から汗が吹き出してふつうに命の危機を感じた。あとこれは私が悪いのだけど日によって出発駅が違ったので一向に道を覚えられず、日々、熱い、遠い、たばこと塩の博物館ってなんだよなどと考えながら劇場に向かっていた。

これは終演後錦糸町方面に向かっていたらみつけたでかいいぬ。

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何?(専門学校らしい)

8月にシアター倉に行く予定の友人に熱中症対策のアドバイスをめっちゃしました。あとお手洗い済ませてから行けってアドバイスもした。

 

 

そんなわけで迎えた初日!パラデュールのガストンさんに対してはまだ「助かりたい」というスタンスでいたのだけれど、紙研さんは情禁時からめろめろ暴風警報🚨が吹き荒れていたので、ビジュ動画を延々再生したり稽古場動画をみたりしてめろめろ準備体操第二まで踊ってから挑んだのに、全然バキメロになった。おわりだ。

最期がさ、狡すぎるよね、ほんとに。伊武さんの「走れ」あたりからぽろぽろ涙がではじめて、紙研さんの「綺麗だ」で全部だめになってしまい、以降ずっと泣いていた。初日のこのシーンの光景と台詞が目と耳から離れなくて、劇場でてからも暫く涙が止まらず、駅に行こうかってなったとき友人に「ごめん(涙が)止まるまでちょっと待って」って言う羽目になり、駅前でご飯食べてるときも思い出しては涙が止まらず「あ~~~ごめん」って言いながら突然泣き始める情緒がお終いの人になってしまって結構恥ずかしかった。紙研さんが産まれてはじめてみた人生で最初で最後の青空が、自分が産み出した紙で空を飛ぶ御姫ちゃんの姿なんだって思ったら、大泣き。

最期が特段やばいのはそれはそうだし、他のとこも全部素敵でずっと好きだった。かっこよくて美しくて時々お茶目で、惚れ惚れする。盗賊稼業の傍ら〜のとこの虎ちゃま伊武さんと踊ってるところはお茶目ポイント、顔見せのとき御姫ちゃんに皆んなで手を差し伸べて「虎ちゃんがいるから大丈夫!」って言われた後の「わかったよ」のちょっと拗ねたようなお声はキュートポイントでした。

みんな大好きな髪の毛を漉いてあげるシーンの前、少し御姫ちゃんとの距離を測りかねているような芝居が好きだし、公演期間後半の回で御姫ちゃんに「すまなかった」という所のお芝居の間が深くなっていて余計にじーんときちゃった。この場面のところのB紙研さん、足を片側に寄せて座っているのが、大変麗しくいらっしゃって、めろ。あと「ヒミツだ」の言い方と仕草とか、「まともだろう」とか、「私がみんなを見守ろう!」「おう!」の遣り取りのところとか、台詞の温度が好きなところが多すぎて、ここはめろめろが沢山詰まっている。

あと御姫ちゃんをエスコートするときの手の差し出し方とか凄いかっこいい。好きだ。殺陣のところは当たり前に最高ですね。伊武さんが怪我をしてしまったとき、佐久間さまの方を向くのではなくて伊武さんに寄り添っているのも好きポイントでした。

ふつうに、初日終わったあと御姫ちゃんになりたすぎた。

紙研さま、私も空、飛びたいです。

河合さんなんか以前拝見した時よりも輪郭のラインがシャープになっていて、横顔の美しさに磨きがかかっててみればみるほどめろめろになってしまい、ほんとうにおしまい。私は河合さんの、左の口の端をニイと吊り上げて笑う時のお顔がほんと~に大好きで、今回は役柄上そんなに回数がみられるわけではないのだけど七賊乱闘殺陣の前相手を挑発しているところだったり、「一家団欒中だ!」の前の「ここだな」らへんだったり、ここぞという時にみられてめっちゃよかった。

紙研さんのおおきな魅力のひとつのお衣装の話をします。コルセットも、動きに合わせてひらひら舞うお袖や裾も大好きで最高で、それから手袋も好き。B紙研さまの少しお肌が透けるけれどAに比べるとガード固めな手袋大好きポイントなのだけど、月曜夜の公演後半だけAの紙研さまとおなじ総レースの手袋をつけてらした日があって、そちらも大変お似合いで麗しさが天元突破していて最高だった。

たしか初日だったのだと思うのだけど、傘が破損してしまっていて、調整しながら動かれていてそれもかっこいいなって思うなどしました。

紙が尽きてしまって布被ってるところもおおきい体に布を被ってるところが、申し訳ないのだけど、かわいくて、好きでした。それまで紙研さまがリーダー然としていたのに一気に弱々しくなっているところに人は惹かれてしまうのですね……(主語をデカくするな)。


他のキャラクターも個性爆発していてみんな大好きになっちゃったな。

大野さんの力石くん、よく通るお声が素敵でした。なんだろう、全体的に大人の余裕というか色気があってとってもかっこよかった……。「いつも若さに溢れてるから」の時のポーズを毎度楽しみにしていました。最期の民衆に襲われて笑顔をみせるところも、諦観がありつつも御姫に真っすぐな視線を送っているお芝居が好きだったな。私は所謂戦隊のレッドが刺さるタイプではないので、正直力石くんはノーマークだったのだけど、ほんとにかっこよくて終演後友人に「力石くん、かっこよかったねえ~……」としきりに話していた。大人気義賊力石さんのとこのアドリブが好きすぎて由良ぴょんの話が全然入ってこない。個人的に月夜のBAR力石がすきでした。終演後力石くんがいれてくれたビールだから🎶ていって延々ビール飲んでた(?)。

ぴょんさんの由良ぴょん。なんだろ、由良ぴょんって語呂がよくて由良ぴょんとお呼びしたくなるような可愛らしさがあります。最初の盗賊稼業の傍ら~のシーンラストのみんなにどうぞどうぞってされて爆破起こすところが好きです。目がぎょろ〜って動くお芝居も好き。あとラスト自爆なの爆弾魔として潔よすぎるでしょ。由良ぴょんが弱っちゃって布被ってる紙研さまの肩叩いてダッセェなぁ!っていうとこもだーいすきなんだよね。由良ぴょんと紙研さまの間にある独特の信頼関係が好き。

角兄。初演済みの友人に「さいあくお兄ちゃん」とだけ聞いており、ほぉん性格終わっとるとかかなって思ってたんですけど……ですけど……最悪の方向性よ。ほんとに最悪だな!!!! 渡辺さんの角兄はなんだか変態野郎というよりどっかイカレた人っぽかった。殺人を自分が考えた「型」に嵌める作業を楽しむタイプの殺人鬼というか。角兄最悪は最悪なんだけど、最期の言葉が「飛……」なのグェってなっちゃうね。本性表した後の戦闘で飛ちゃまとカチンって武器ぶつけ合うところも大好き。

飛ちゃま!!!!! 可愛くて可愛くて。可愛かった。にこにこ笑顔がほんとに可愛かった。ほんで角兄が本性現したあとの「かあぁぁぁぁくぅぅぅぅ!!!!」が少年漫画フォントで飛んで来るので最悪シーンだけど毎度最高になってた。初日後可愛すぎたから妹にしちゃお~💕などとTwitterではいっていたけれどほんとうはおねえちゃんになってほしいのだ。ややネタバレな気がしなくもなくて言ってなかった。角兄が倒れそうになった時に手を伸ばすのは、長年「妹」でいた証なんだなって思います。あとですね、私は心踏音がこれまでの人生でみた芝居のなかでも指折りで好きなのだけど、ラスト、フラッシュバックによりバフがかかって余計に大泣きした。ただでさえ泣く箇所なのに。

角兄と飛ちゃまの関係、御姫ちゃんインタビューのあと、あーほんとは飛ちゃまは恋愛的な形で角兄のことが好きだけど角兄は「妹」として扱ってしかくれないって感じなのかなって思ったりしたんだけどもう、ナメたこと考えててすみませんでしたって感じ。

栗田さんの伊武さん。アクション、異次元? マジで早すぎてびびった。凄いの一言に尽きるよ……。あと日に日にお遊びが増えて行って面白かった。お芝居でいうと最後の「描いたものを具現化できる筆」を使うかどうか迷って、カバンの中にしまう所が好きだな。御姫ちゃんを最後まで守ってくれる友人を描こう、って決意して御姫ちゃんを逃がすお芝居毎回泣いてしまった。栗田さんの殺陣いつか観たいなという気持はあれど、スタッフワークの方でお忙しいから難しいかなってずっと思っていたので二ツ巴に続いて栗田さんを堪能する機会を作ってくださった壱劇屋さんにも最高の演技を魅せてくださった栗田さんにも感謝だ。

わぎさんの虎ちゃま最高が過ぎたな。あのちんまりしたかわいいフォルムから繰り出される怒涛の殺陣、ほんとにブチ上がりです。虎ちゃま………。かっこいいの一言に尽きる。御姫ちゃんに最初に名前呼ばれた時にバッて立ち上がって両手あげるとこも、すごい好き。可愛すぎて連れて帰りたかった🐯

あまのちゃんの御姫ちゃん可愛すぎてどうしようかと思った。彼らの愛をたっぷり注ぎ込まれてしっかりした大人に育ったなって感じがして、回を重ねるごとに大好きになっていった。大成しそうな、大物になりそうな雰囲気があってすごい良いなあ。ほんとにかわいいんだ。

おかむさんの佐久間様がどっしりと後ろに構えているから作品が締まるなって思える地に足のついたお芝居が好きだった。王道の悪役というか。飛ちゃまと御姫ちゃんを追いつめて高笑いしているのに、虎ちゃまがあらわれてどんどんお顔が強張っていくとこのお芝居が凄く好きです。あと自分が刺した癖に「勝又くん」と呼んでしまうところも、ある意味潔のよい散り際も、大好き。

勝又くんもいいお芝居してたな〜!!!! 佐久間さまにやいのやいの言いつつもこの人に着いてくのが最適かなあ〜みたいな感じです着いてってたら取り返しのつかないことになってしまったなあみたいな……。勝又くん優秀すぎる故に………。最後伊武さんが勝又くんに変容するところ流石にテンション上がりますね。 

あとはもうストーリーが王道に面白くて、お香のくだりとか「話を聞く時用」の顔とか、男虎の日記に書いてある国家権力チームとのシーンとか伏線回収が気持ち良すぎてストレートに最高舞台だった。小劇場事体初めて! って友人たちもとっても楽しんでくれて、更にそのうちの1人はその場でAのチケット取ってくれて嬉しかった~。

 


翌日公演2日目のソワレでAチーム初見でした!! 質感も作品の温度もキャラクターからする味も全然違くてプリンシパルフルチェンジのWキャストってサイコ〜! って思いました。

おーみくんの力石くん、お顔つやつやでぺかぺかで、大輪の笑顔が可愛い! 声のトーンも耳心地が良くて素敵!! 故に!!! 折れるときにいい音がするタイプの演者*1ですねあなたは!!!! 投獄シーンが好きです(正直)!!! アスビーくんが刺さったのもそういうところかもしれません。でもやっぱり最後は屈託のない笑顔で散っていくところが好きだ〜。

由良さん! 志村さんの由良さんは由良「さん」という感じ!! 少々セリフにアイロニカルなニュアンスが乗り、一歩引いたところでチャチャをいれる様子が「裏でコソコソやってドカン」を示しているようで良かったです。でも3馬鹿でワイワイやる時は纏まってるんだよな〜。Aチームの3馬鹿の方がトリオとしてかっちり纏まっているような印象を受けた。

こばさんの角兄、キモい!!!!!!! (褒めとるつもりです)なんでだろう、なんか、渡辺さんと比較しても、よりキモくて。変態みが強くて。なのにいつも通り殺陣はバチバチにかっこいいから困るんだなあ。それにしてもキモかったな。

みたまおちゃんの飛ちゃまどの瞬間を切り取っても、お顔もお声もお芝居も、もう、すべてが可愛くて可愛くてたまらなかった。キレた後もかわいいんだ……。ずっと燃えている炎のような飛ちゃま。大好きだった。飛ちゃまAもBも可愛くて両方チェキ買って二人並べて飾ってます。角兄は出禁。

日置伊武さん帽子の下からのぞくスマイルが愛らしかったな。確かにシャイ「ボーイ」の雰囲気があるというか。日置さんのお声がかなり好きなので全然きけなかったのがやや残念です。伊武さんに「女子会に参加したい」「とにかくふざけたい」という気分があるの、かわいいよね。

ぶんちゃんさんの紙研さまもね、大好きでした……。河合さんの紙研さまよりもどこか男らしい印象を受けるのはなぜだろうか。河合さんの方でも言及した髪の毛を漉くところぶんちゃんさんはどかっと男らしく足を開いて座ってたり、あと顔見せ散開前の「わかったよ」の言い方はかなり余裕がある感じだったり、そういうところかなあ。伊武が負傷した時はキッと佐久間様を睨んでいるので格好いいなあと思ってみていた。

虎ちゃんの羽田くん! 垂れたきゅるきゅるの瞳がキュートで、骨格は間違いなく成人男性なのに、どこかマスコットみがあり、「虎ちゃんは虎ちゃんか」に説得力があった。てか初舞台だったの!?!?びっくり。

しおちゃんさんのおひめちゃん、幼女みが強く、こちらも大変可愛らしかった。七賊にデロデロに溺愛されて育ったのだなというのがひしひしと感じられるおひめちゃんだった。

佐久間様!!! 高田さん!!!! Aの狂い枠はあなたです!!!!! なんですか勝又くん刺す前のアレは!!!!! ずるい!!!! 「これが私の意図だから、汲んでね」のとこ、手の“甲”で勝又くんの頭を撫でてから刺しててマジでなに? ズルいよお。その後刀を袖で拭っているのもズルいよ。高田さんもなんだか終始謎の色気があって、なんですか? X-QUESTさん所属の方ってそういう感じなんですか(言いがかり)??? こちらの佐久間様の散り際も最高だったなあ。

藤島さんの勝又くん、なんかすっごい良かった。刺さったポイントが言語化し難いのだけど、なんだろうな、上司部下だから勿論完全にフラットではないのだけど、男女ペアなのにそこには力関係を感じさせないところとかかなあ………。好きだった勝又くん。

あとゲストで乗り込んできたガストン・ファンボさん、またこんなにすぐお会いできると思ってなくて嬉しかった。めっちゃあっさり武力介入するじゃんって思った。ジョスとお顔がそっくりの伊武さんとvsでニコニコでした。皆さんに名前を連呼されていた。

 


当初の予定は各チーム1回ずつだったのだけど、増やしたくなってしまい、追加に追加を重ねました。28のお昼は当日券で駆け込んだ。

私の本能と体は正直だ😺

ところで、追加によりスケジュールが終わりになってしまった。

6/24 ピカルーン

6/25 ダーウィン・ヤング@シアタークリエ/ピカルーン

6/26 ピカルーン

6/27 ムーラン・ルージュ!@帝国劇場

6/28 ピカルーン

6/29 ジーザス・クライスト=スーパースター[ジャポネスク・バージョン]@自由劇場

6/30 ピカルーン

7/1 ノートルダムの鐘@四季劇場[秋]

(7/2 星組公演 1789 配信視聴)

日比谷と錦糸町と浜松町を三角飛びする人?

大バカスケジュール。


当日券で駆け込んだ28昼、ほんとに神回で最高でした。ゲストの熊倉さんが大暴れして帰っていった。

お衣装(というほどの布も纏っていなかったのだけど)が上裸に濡れ髪で、出てきた瞬間客席がドッてわいててウケたし口々に「どこからどうみても不審者‼️」って叫ばれててほんとに面白かった。

次々みんなの武器をぶんどって戦っていくのも面白かったです。短剣取られた力石くんが長剣渡されて「ながーーい!?!?」って叫んでるのかわいかったな。鉤爪を「相棒」って呼んでる由良ぴょんも可愛かった。vs栗田さんはなんか、えらいもんみたなあという気持ちになりました。あの足技どーなってんの?凄すぎて客席から歓声がわいてた。

アフイベの紙風船チャンバラもメチャメチャで楽しかった。とんでもない音出して紙風船大破してた栗田さんにはシンプルに恐怖を覚えた。ぴょんさん大健闘でした。熊倉さんvsおーみくんこばさん日置くんも楽しかった🎶カテコではきちんと本衣装で登場した熊倉さんのオールバックがチャンバラやってるうちに少しずつ乱れていくのがよかった。ラストの方紙風船膨らませておひめちゃんになげてあげる飛ちゃまとそれで戯れるおひめちゃんが可愛すぎでした。

わたしは飛ちゃま応援ボードをコッソリカバンに忍ばせていたけどもそもそもこの対戦カードがなかったです。

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撮影用に持ってったやつで劇場内では出してないし角兄vs飛ちゃまがあっても出すつもりはなかったのであしからず🙋‍♀️

 


壱回の日!ラストピカルーンの日でした🥲

そもそもこの回みたいなっておもったのが、パラデュールの千秋楽の小林コトスvs淡海ガストン・日置ジョスのレポ読んだのがきっかけでした。やっぱり劇団員同士でしか出ない味というものがあるのだな〜と思って、チケットを取った。

演者が同じでも組んでる相手が変わることによって演技の温度が全然違ったり、殺陣が容赦無くなったりしていて、とても楽しかった。佐久間様vs角兄のとこ、「顧客が求めていたもの」すぎてぶち上がってしまいました。

日替わりの竹村さんも荒らしに荒らしていって楽しかった。

アフイベのタイツ、笑い死ぬかとおもった。全部の瞬間が面白くてしんでたんだけど、淡々と要所要所が「タイツ」に変わっているセリフを読み上げるあまのおひめちゃんにこの子は大物になるぞ……という気持ちになりました。

 

 

番外編!

Twitterで初演紙研様たちねえだったんだよね〜ガチ恋になっちゃうじゃんそんなの。などと宣っていたら優しいフォロワーさんがなんと円盤*2を貸してくださりました。嬉しい😹早速みた!


今回のくろちゃんの枠がわぎさんだったんですね!? エモい😭「話を聞くとき用」の顔の伏線は初演では存在しなかったことにびっくり。そして「とにかくふざけたい用」の顔が日置くんでニコニコ。わかる。

というか、公演を重ねるごとにコメディ要素や伏線が練り上げられているのを感じました。「盗賊稼業の傍ら〜」のとこの謎ダンスは追加シーンなの知ってたんだけど、ほかにも結構好きだったシーンが増えてるところだった。名前考える前のわちゃわちゃとか力石が赤子くっつけたまま義賊仕事に出るところとか。

日替わりは赤星さんの回だったのだけどしぬほどやりたい放題しててしんだ。半裸じゃないだけ熊さんよりマシってくらいかな😹初代武器奪いやりたい放題枠だったんですね。

それであの、たちねえの紙研さまさ。現地でみたかったなこれ😭好きにならないの無理じゃん………。元々たちねえのお声が好きなので喋るたびにすき〜ていってた。映像だと細かな表情まではわからないのだけどそれでも、超かっこいい。やや片側に重心が寄るような立ち姿も美しくって………は〜……いいなあ〜………。全部好き、全部好きなんだけど、1番は「男虎よ、お前は敵か?」の「敵か?」の声の音の抜き方がとってもよくてめろめろだった。小説だったら前後に空白行が来るんだろうなみたいな、そういうのがみえる芝居。エーン2019年7月何してたんだろ……留学準備でした………はい………懺悔しても時は戻せない*3 …………。いいんだ2023に間に合ったから。

西分さんが飛ちゃんだったの今回の公演期間中にフォロワーさんにおしえてもらって、「エーーッ‼️」て言っちゃった。紙研さまのイメージだったから。でも実際みたらすごいしっくりしました。ぶんちゃんさんとこばさんの角飛すごいテンポ良くて好きだった。演目全体のテンポも全体的に早めな気がした。

初演力石くんの竹下くんマジで王道ストレートな戦隊レッドで、おーみくんとも大野さんとも全然印象が違ってびっくりした。2023年の力石くんからは見た目に反して「戦隊レッド」の味はしなかったのだけど竹下くんはモロ戦隊のレッドで、こんなに変わるんだなって思いました。

伊武さんは初演は役者さんではない方がされていたとのことで、今回とは全く表現が違った。面白かった。

あと竹村さんの男虎エグくて。これ直近でみていた上で今回の男虎を作り上げた柏木さんにますます尊敬の念が湧きました。

初演時点でももちろん皆様とても素敵だったのだけど、続投組は芝居の迫力や役の造形が再演を重ねるたびにさらに洗練されていったんだなっていうのがわかってよかった。

円盤貸していただけて大感謝でした。

 

 


壱劇屋さんのことを緩めに追っている身で恐縮だけれど、今回開幕後の券売の伸びが凄まじくて我が事のように嬉しくなっちゃったな。初日に連れていった友人が自分で別チームのチケ追加してくれたり、私が毎日大騒ぎしているところをみて気になった友人が入ってくれたりして、嬉しかった。他人に演劇を勧める時、その人に合わなかったらどうしようというドキドキがあるのだけど、壱劇屋さんは自信を持ってオススメできる、作品力に信頼のある劇団さんだなって思います。

 


以下お気に入りのツイートたち。後から自分がみかえして楽しくなる用のメモ。

好きシーン

紙研さまお茶目ポイント

みたかったやつ

本編みたあとだとしぬ

高田さん、自撮りセンスがピカイチ

みたまおさんの天才イラスト再現

虫取り網

何事?

連れて帰りたいかわいさ

ずっとめろめろでした

 

おわり。

*1:しんどいシーンが似合う役者の意(©︎フォロワー)

*2:クラファンの返礼品なので非売品

*3:ミュージカル『フランケンシュタイン』の「後悔」 汎用性高い